NewJeansとミンヒジンの冒険

NewJeansの楽曲を聴いた感想話します。NewJeansメンバーミンジ、ハニ、ヘイン、ダニエル、ヘリンについての記事。ワールドツアー日程お伝えします。

NewJeans日本デビュー曲「Supernatural」を解説、おじさん達には懐かしいビート 「ボビーブラウン」って誰なの?あのボビ男のこと

NewJeansメンバー、ミンジ、ハニ、ダニエル、ヘリン、ヘイン

日本デビュー曲「Supernatural」

ボビーブラウン様の「Every Little Step」

ボビ男くん

 

 

日本バニーズの皆さんこんにちは

東京バニーズのtamtamです。

バニキャン@東京ドームが終了して、ニュジロスになっておりましたが、ヘインが骨折から復帰して完全体で戻ってきた姿をみて元気になりました。ニュジ達の記念すべき日本デビュー曲でもあり、ミンヒジン代表の復活カムバ記念の曲

「Supernatural」について、ニュージャックスイング知らないバニーズでも分かりやすく解説していきたいと思います。

 

 

楽曲制作者はDJ兼プロデューサー「250(いおごん)」

 

まずは、誰がこの曲作ったのか知らないバニーズにお答えします

詳しくはこちらの記事で紹介しているのでどうぞ

 

記事リンク

米国ビルボード年末決算チャート グローバル200「Ditto」が52位!NewJeansを徹底解説「Ditto」編。「Ateention」「HypeBoy」「Ditto」を含めた楽曲を「250(イオゴン)NJ3部作」と勝手に名付けてみた。 - NewJeansとミンヒジンの冒険



ミンヒジンのSM時代からのパートナー

ニュジの楽曲制作者といえば「250(いおごん)」です。

デビュー曲から連続で4作品リリースしております。

ミンヒジン代表とニュジの世界観を完全に表現できるパートナーでもあり

SM時代から楽曲制作において組んできた絶対的な存在

 

バニキャンのDJおじさん

バニキャンの際に、前座でDJしていたおじさんは「250(いおごん)」

ニュジのライトユーザーからは「あのおじさん誰?」状態でしたが、バニーズからみたら、楽曲制作者がアーティストのライブで直接DJするなんて贅沢な時間です。

サカナクションのライブ前に、山口一郎がDJしてくれるようなものです

山口一郎のDJはNFというイベントで聴きましたが、ビート激しめのテクノ、サイケ系で深夜に聴くのにピッタリです。

 

米国のDJレーベルが好き

「250(いおごん)」は、米国DJのDiploが代表を務める音楽レーベル「Mad Decent」が好きだとインタビューで答えており、アップルCMで話題になったNewJeans「ETA」を聴けば、

 

記事リンク

NHK紅白歌合戦でパフォーマンスした楽曲!NewJeansを徹底解説「ETA」編。ジャージークラブのキックパターンが気持ちがいい。 - NewJeansとミンヒジンの冒険

 

彼がDiploをどれだけ好きか理解できるだろう。冒頭のクラクションあたりにDiploを感じる。それでも分からない人は、イギリス人女性シンガーの「M.I.A」を聴いてみようETA解説記事の中で紹介してる。

 

ニュージャックスィングとは

はじめて聴いた人には新鮮に感じるのでは。

NewJeans「Supernatural」の曲がまさにそれなので、特に説明いらないですね。

 

ボビーブラウンが有名

ニュージンズおじさん達には、ボビ男ことボビーブラウン様の「Every Little Step」でランニングマンのステップを生み出したあのイケイケの素肌にジャケット姿のナイスガイを思い浮かべるのではないでしょうか。とんねるず石橋貴明がカバーしたことでも有名です。とにかくそれほどジャンルとして確立された音楽なんです。

 

 

日本でも80年代後半に人気

分かりにくい人は、日本が80年代バブルで浮かれてたときの音と覚えましょう。

イタリア製アルマーニのスーツを着て、六本木でブイブイ言わせてたときの音。

MCハマーのあの曲と覚えても構いません

 

NewJeans「Supernatural」のコンセプト

ニュジのコンセプトはY2Kと言われてますが、個人的には1985年から1995年あたりのカルチャーを現代の基準で新しく定義していると言えます。

ミンヒジン代表が1979生まれで、6歳から16歳ぐらいに経験した米国、日本、韓国の音楽シーンや、文化的なアイコンを取り入れ、ミンヒジンならではのアートとしての表現こそがNewJeansが持つ世界観だと定義します。

 

真似できないジャンルへの挑戦

ニュージャックスゥングをもしHYBEのアーティストが表現しても、NewJeansほどのクオリティにはならないでしょう。それほどファッションとダンスとビートが上手く組み合わさったジャンルの音楽で、日本人でも久保田利伸しか表現者として確立したアーティストはいません。

 

ミンヒジンVSパンシヒョク

ミンヒジン代表は、HYBEとの対立の中で、簡単にコピーされない世界観を生み出す必要性があり、そのひとつとして生まれたのがこの難しいジャンルのニュージャックスィングへの挑戦となったと感じてます。自らのプロデューサー生命を掛けて望んだ日本デビュー曲「Supernatural」をここまで日本で大人気曲に育てたミンヒジンとしてのクリエイターとしての能力の高さに、同じクリエイターとして尊敬と悔しい気持ちでいっぱいです。

 

ファレル・ウィリアムス必要だったの?

 

ADOR公式リリース

ミンヒジン代表のADORが各社メディア向けに書いたプレスリリースによると

「Supernatural」は“ポップスター”ファレル・ウィリアムスが、2009年に日本の歌手Manamiと合作した「Back of My Mind」から、彼だけのアドリブとブリッジを引用して構成し、プロデューサーの250が再解釈したと解説しました。

 

実は原曲はR&B

僕は日本人で、2009年には社会人で東京に暮らしていましたが、Manamiというアーティストを知りませんでした。ファレルを知ったのも世界中でブレイクした「Happy」が初めてです。ファレル制作の「Back of My Mind」を今回初めて聴いてニュージャックスィングやなくて、めっっちゃR&Bじゃんとツッコミましたよ。

 

「Supernatural」に使われたビートは、ハンドクラップとバスドラムのキックの部分だけでしたね。それも素人には絶対分からないレベルです。

 

ファレルの無駄遣いでも、日本デビューは大成功

ファレルという人気音楽プロデューサーが作った曲だから売れるというマーケティングは、まさにHYBEが得意としていることであり、ここにHYBEが関与していることを感じます。HYBEが考えるようにそれで売上が上がるならバニーズとしても賛成ですが、個人的には今回の日本デビュー曲においてはファレル必要なかったです。ファレルの無駄遣い。ニュジ達が、日本の音楽番組に出まくったお陰で、日本のチャートで1位を獲得できました。ADORの事務所としての戦略がハマった日本デビューとなりました。