TWICEは2月2日「I got you」を先行リリースしたので楽曲の特徴と、聴いた感想をお話して聴きたいと思います。
今回先行公開された楽曲は12枚目のミニアルバム「READY TO BE」に収録された楽曲です。アルバムの発売日は2月23日となり、アルバムリリースに合わせてワールドツアーも開始されるというファンにとっては最高の展開となっています。日本にも来てくれるのでまだ公演の予定をチェックしてない方はお早めに。
さっそく、「I got you」解説していきたいと思います。
シンセとスネアで構成されたビートが溢れる楽曲
イントロのコード進行が気持ちいい
イントロのシンセの音がもう好きな人にはたまらないコードで展開されて始まり、嵐の中を一隻のクルーザーが進んでいくシーンが映し出されます。TWICEのメンバーが歩んできた道のりを象徴しているのでしょう。余韻が冷めきらないうちに、スネアドラムがずんてんずんてんとビートを刻んでいき、曲に一気に生命を吹き込んでいきます。ベースも入ります。ビートはいたってシンプルでクラシカルな印象です。BPMは結構早いですね。ランニングしながら聴くのにちょうどいい速度です。早いテンポに高音のボーカルが乗っかってきて、まだ1小節目の段階で気持ちがいい曲です。
サビ前の浮遊感
スネアドラムのビートが、ぽこぽこした太鼓に変わり、メンバーが海岸の岩礁の上で踊り出すのですが、ここで後ろに流れるシンセサイザーのコード進行が僕の大好きなコードです。皆さんも聴いたことあると思います。サビ前のこのパートは非常に重要で、スネアドラムの音が無いことによって、浮遊感が生まれます。
ハミングでビートを生み出す
サビで一気にスネアドラムのビートを戻して、スピード感を出していきます。ここに入るハミングが最高なんです。「Wu」「you」のハミングが入ります。サビのビートをスネアとハミングだけで構成しているので邪魔な音が存在せず、ほんとに気持ちがいいパートです。
この楽曲最大の特徴はハミング
間奏に続き2番に入りますが、基本の構成はスネア、ベース、シンセで前半と変わりません。変わらず気持ちがいいリズムが続くので、あっという間にサビに入ります。サビで違うのは、ハミングパートに「トゥル」のハミングが加わることです。ハミングだけでこんなに印象が変わるんだと驚きました。「トゥル」のハミングにはリズム感があるんです。「Wu」「you」では浮遊感。この2つのハミングの使い分けがこの楽曲の最大の特徴だと断言します。
水の音でリラックス
そのハミングパートが終わると、アニメーションに切り替わり、メンバーは水中に人魚姫の如く潜り、ボーカルの音も水中で音がこもった効果が入ります。この水の音とボーカルが合わさって海辺で波のさざなみを聴いているようでリラックスできるパートです
大海原でハミングのリフレイン
実際の映像に切り替わったときには、冒頭の嵐は過ぎ去って、眩しいぐらいの太陽が輝いています。今、ワールドツアーで公演しているメキシコのような太陽の輝きです。嵐が過ぎ去ったことを確認するため、メンバーは船のデッキに上がります。そしてその気持を表現するかのようにハミングパートが流れて、大海原を進むクルーザーのような気持ちよさを感じます。ここはこのMV最大の見せ場で、サビのハミングパートがリフレインして満足感を与えてくれます。
まとめ
以上、TWICEの「I got you」について解説と楽曲を聴いた感想をお話しました。
ワールドツアーに向けてリリースしてきた楽曲なので、野球のスタジアムのような広大なスペースで聴いても満足できるような力強い楽曲でしたね。日本でも横浜スタジアムでの公演が決まっているのでアルバムを聴き込んで来日を楽しみにしたいと思います。