ビルボードがが12月7日、「2023年ベストソング100:スタッフ選考(The 100 Best Songs of 2023: Staff Picks)」を発表。KPOPからNewJeans、BTSジョングク、Fifty Fiftyの3曲が選ばれた。ビルボードスタッフに選ばれるのは光栄なことですが、なぜこの楽曲が選ばれたのか解説したいと思います。この3曲は僕も大好きな楽曲なので純粋に嬉しいです。ビルボードスタッフの好みがなんとなく理解できました。
ビルボードスタッフが選ぶKPOP3曲
38位. NewJeans -「Super Shy」
ビルボードコメント「この片思いを歌った曲には、全世界の最先端の音楽的要素が詰められています。楽曲とパフォーマンスはアンプラグド状態で公演しても良いほど優れている」とのこと。
UKガラージが特徴
この楽曲はUKガレージの早いビートと、ジャージークラブの重低音が聴いたバスドラムのキックで構成されている。この2つの要素を最先端と評価したのだろう。たしかにおしゃれに感じる音楽はみんなこのビートを取り入れている。ピンクパンサレスが代表的なアーティストだ。
50位. Fifty Fifty -「Cupid」
ビルボードコメント「2023年もっとも夢中にさせたポップソング。Fifty Fiftyのブレークアウト曲。とても魅力的で、ビルボード・ポップエアプレーチャート10位に入った。韓国ガールズグループでは初めてだ」
気がついたら最後まできいてしまう
音楽的な評価はいっさい書かれてないが、米国でヒットしたこの曲は聴けば分かりますが、シンプルなポップソングなのでサウンドとしての特徴はないんです。ゆるゆるとした展開で、気がついたら最後まで聴いてしまうマジックソングです。アリアナ・グランデがカバーして人気に火が付きました。
55位. ジョングク -「Seven」
ビルボードコメント「UKガラージの影響を受けたビートと、Lattoの強烈なフィーチャリングが加味されたこの曲は、世界で最も頑固なポップファンまで魅了させるに値する」
UKガラージがここでも評価
ここでもUKガラージが評価されたポイントとなりました。2023年はUKガラージ祭りといっても過言ではないぐらいこのビートに溢れた年だったのではないでしょうか。2024年はその反動で、クラシカルなビートが流行ると勝手に予想しています。
NewJeansファンクラブ、バニーズの日本メンバーがお伝えしました。
現場からは以上です。