NewJeansとミンヒジンの冒険

NewJeansの楽曲を聴いた感想話します。NewJeansメンバーミンジ、ハニ、ヘイン、ダニエル、ヘリンについての記事。ワールドツアー日程お伝えします。

NewJeans所属レーベルADOR代表ミンヒジン 緊急記者会見でHYBEに対する問題提起 肥大する売上めぐり訴訟合戦へ突入

緊急記者会見するミンヒジン

ADOR代表ミンヒジン

HYBEは4月25日現在、ADORの代表取締役主導で経営権奪取の計画が策定されたという具体的な事実を確認し物証も確保し、告発を予定していると発表

この発表を受けた形で、HYBE傘下ADOR代表のミンヒジンが緊急記者会見を実施。

HYBEが抱えている問題点を複数指摘したので、個人的感想も含めて分かりやすくお伝えしたいと思います。

 

 

問題の核心は何か?

 

 

まず、はじめに一言でこの起きている事象を定義します

 

HYBEとNewJeansにおける

アーティスト契約問題

 

と定義しました。

 

HYBEにお金を入れるのか?

ADORとして独立しレーベルに入れるのか?という問題です

 

ミンヒジンが稼いだ金額

 

ADORはNewJeansにおいて、2023年125億円の売上を計上しました

そして、今年は5月と6月のカムバでダブルシングルリリース、東京ドームファンコン

アルバムリリース、グローバルツアーの実施を予定しています。

 

巨大化する売上

 

他の記事でも書きましたがコンサート興行における売上は、規模にもよりますがNewJeansの実力ならば200億円以上を想定することが可能です。それに新作アルバムの売上をプラスして、ADORは2024年は300億円以上の売上を見込むことができます。

この巨大な売上を巡っての戦いであると言い切ることができます。

 

2023年度KPOP興行ランキング

 

独立すれば報酬が桁違いに

 

よって、ADOR代表ミンヒジン、NewJeansメンバーにとってはHYBEに所属して契約内容に基づき他のアーティスト同様、活動報酬を受け取るよりは、自分たちのレーベルで、自分たちの定めた報酬ルールで活動したほうが良いのはKPOPファンなら常識でしょう。

 

ブルピンのメンバーは各個人で事務所を設立しています。

しかしHYBEというグローバル展開実績が豊富な企業を離れると、音源売上、興行売上が作れない、難しくなることも事実です。しかし、SMで鍛え上げられたミンヒジン代表がいればまったく問題ないというのがバニーズの見解じゃないでしょうか。

 

 

他の記事は以下リンクより

NewJeansカムバが決定5月24日新曲リリース 6月に日本初ファンコン開催へ バニーズが公演のセットリストを大胆予想 - NewJeansとミンヒジンの冒険

 

 

 

それでは、早速ミンヒジン緊急記者会見で明らかになった事実を解説していきます

 

 

NewJeansは音楽レーベルSOURCE MUSICからデビュー予定だった

 

ミンヒジンガールズグループ誕生

 

HYBEパン代表からスカウトされて、HYBEの新社屋ブランディングやHYBE初のガールズグループの制作を任されたミンヒジン。HYBEがSOURCE MUSICを買収したことからガールズグループはこのレーベルからデビューさせるつもりだった。

 

パン代表と組んでプロデュースすることを当初断っていたが、スカウトされた義理もあって最終的には協力することになった。しかしパン代表と方向性が合わず、プロジェクトは難航。NewJeansミンジ以外メンバーとして考えられなかった。ミンジが1人目メンバーという説はバニーズなら常識なので、これに関しては驚きは全くないですね。あとHYBEの新社屋のPR動画にミンヒジンが登場してきたとき、説明用のパワポのデザインやイラストがかわいくて自分もすぐに取り入れようと真似したことを思い出しました。

 

2度目の追加キャスティングで候補メンバーが決定

 

ミンジ以外に、候補メンバーがいなかったので1回目のキャスティングを行った。

その際にミンヒジンのガールズグループをBTS所属音楽レーベルBIGHITがサポートすることを前提にキャスティングの募集を行った為、応募者の数は多かった。

しかし、ミンヒジンの選考に通る練習生がおらず2回目のキャスティングを行う

 

HYBE初のガールズグループというキャチコピーでキャスティングを開始。パン代表とミンヒジンが選んだ候補メンバーに、ダニエル、ヘリン、ヘインが加わった。キャスティングの決定権はミンヒジンにあって、この候補メンバーでガールズグループを作ろうと準備した。

 

キャスティングが厳しかったことは想像できるんですが、2回に渡って実施していたのは以外でした。キャスティングはうまくいったんですが、コンセプト、楽曲選考、ダンスの振り付け等で二人は意見が合わないことが多くなっていったのもこのタイミングですね。

 

パン代表が先にSOUCE MUSICからルセラフィムをデビュー

 

この事件が二人の関係を壊したきっかけとなったことに間違いないでしょう。

 

2021年7月ごろ、HYBEのCEOパク・ジウォンから「HYBE初のガールズグループはSOUCE MUSICのルセラフィムとなった」と突然業務命令を受けた。

 

自分がミンヒジンだったとしても、今まで準備してきたことはなんだったのと激怒したでしょうね。しかもあてつけのように、別のガールズグループを先にデビューさせるなんて。

 

このタイミングで、ミンヒジンは退社を決意、記者会見で事実を話すことをHYBE側に伝達した。しかし、それではデビュー候補として練習してきたメンバーを捨てることになると思い、音楽レーベルADORを設立し、デビュー候補生をSOUCE MUSICから移籍させる。移籍金として2億円をHYBEがSOUCE MUSICに支払った。

 

セラフィムはミンヒジンのガールズグループとして宣伝

 

HYBEのCEOパク・ジウォンから、ルセラフィムがデビューするまでNewJeansの宣伝は避けて欲しいと依頼があった。ルセラフィムをミンヒジンのガールズグループとして宣伝する為だ。

 

この事実で分かりましたが、HYBEパン代表にとって欲しいのは、SMで活躍したミンヒジンというブランド力であって、ミンヒジン本人のプロデューサー力ではないんです。パン代表はプロデューサーはBTSを育てた俺一人で十分だと思っている印象を受けました。もう、この時点でパン代表としてはミンヒジンを切り離す方法を探っていたと考えるべきですね。それはミンヒジン側にも同様のことが言えます。

 

他の記事は以下リンクより

ADOR代表ミンヒジンがNewJeansを構想していた際に、1人目の候補としてスカウトしたイ・ヨンソを紹介したい。実際、デビューに向けてメンバーとともに練習生として準備していた - NewJeansとミンヒジンの冒険

 

 

HYBEのマルチレーベルについて

 

中央制御が可能なシステムがあり、中央いれば制御が簡単である。

レーベルごとにPR方法も違えば、人事方法も違う。制御されることに腹が立つ。

 

ミンヒジンが感じていることは、他のレーベルの代表も感じているはず。しかし、実際声に出してここまで強く非難できるのはミンヒジン以外に誰もいない。何故ならば、それは中央制御されているからだ。非難すれば即、株主資本関係を解消されて、レーベル運営資金が無くなり、アーティスト活動が継続できなくなるからだ。

 

実力があるグループが所属しているレーベルは、出資者がいれば独立が可能かもしれない。しかし、HYBEが簡単に人気アーティストの売上を諦める訳が無い。レーベルがHYBEを離れるときは、アーティストはHYBEに残るような契約になっているのだろう。今回もADORがHYBEを離れても、NewJeansはHYBEに残り、HYBEのそこか他のレーベル所属となり活動すると思われる。

 

 

NewJeansメンバーとの関係

 

とても癒やされる関係で、常に愛していると伝えてくれる

ヘリンはもともと口数が少なく、本当に猫のような性格なんだけど、急にビデオ通話をしてきてメールを送りたいんだけど、言葉が出ない。代表の声を聞きたくて電話したと話してくれた。

 

ハニは代表のいるところに会いに行ってもいいかと電話をくれた。

 

ヘインは20分間、電話で泣いてくれた。代表が辛い時にできることがないと言ってくれた。ファンに向けて生配信アプリで伝えたいと言ってくれたが、両親と私で引き止めた。

 

メンバーとの関係について、デビュー前から自宅に招待してグループの世界観を話したり、好きなレコードを共有したり、ヘインの意見でデビューの際にプロフィールを公開せずに、MVでメンバー個人のMVを作ってプロフィールを公開したり、ミンジの空港ファッションがミンヒジンのプライベートファッションそっくりだったり、いたるところにメンバーから愛されているんだなーと感じることがありました。

 

最近だと、メンバーの住居が新しくなり引っ越しする際に代表みずから家具を選びにデザイナーズ家具専門店に足を運んだり、代表もメンバーもお互いを喜ばせてあげようとする行動があるなと感じることがありました。

 

パン代表に利用され、NewJeansの為に犠牲になる

 

私が金銭を望んでいるのであれば内部告発はしない、じっとしていても1000億ウォン稼ぐから。私はHYBEパク・シヒョク代表、HYBEのCEOパク・ジウォンに利用された。NewJeansの為に犠牲になるのか、最善を尽くした。

 

今回の事件の核心がここに言い表されていると思います。HYBEはミンヒジンのブランド力が欲しかったので、既に人気ガールズグループが複数手に入り、楽曲制作、振り付け、コンセプト制作の方程式が手に入った今の状況においては、最も発言力が大きいミンヒジン自体をHYBEのリクスと捉えて切り離しにかかったのでしょう。まさにHYBEに都合のいいように利用された訳です。

 

ミンヒジンとしては今回の事件でNewJeansが解散に追い込まれることは絶対に避けたい、けどそれはHYBEにメンバーを残していく他に方法がないことに気が付き、苦しんでいるにほかなりません。残された方法は、バニーズがHYBEに抗議活動を続けることですが、これもNewJeansの存続問題に発展する可能性がありおすすめできません。

 

世論を味方にできるかどうか

 

メンバーのご両親がHYBEに対し、マスコミを利用して自分たちが有利になるような展開に持っていくことをやめて欲しいと伝えたが、HYBEはミンヒジンの代表権剥奪のみに言及し、NewJeansには一切触れないとご両親に説明した。NewJeansのプロデューサーは私であって、NewJeansに触れないと言うのはおかしい。

 

HYBEはマスコミを通じて自分たちの主張が正しいという世論を発信し続けるでしょう。これはHYBEが悪いわけではなく、営利企業として活動している限りどの企業であれども同じ姿勢をたもつはず。しかし、1つだけHYBEとして否を認めることがあるとしたら、それはHYBEグループ所属の他のアーティストに影響が出始めることではないでしょうか。

 

この事件をきっかけに音源売上やアルバム売上興行売上、グッツ売上、ファンダム減少などの影響が顕著に出始めれば、責任を認めて和解の方向へ動く可能性がありますが、現時点ではミンヒジンが正論だとしても世論はHYBEの主張が正しいと思うはずです。

 

今後のNewJeansについて

 

私にはわからない

しかし、私はNewJeansを手放すことは出来ない。

HYBEは私がいなくなれば、NewJeansを解散するのではないか。

HYBEに何を考えているのか私が聞きたい。

5月、6月のダブルシングルリリースは行われる。

HYBEに対し業務妨害の訴訟を起こしたい。

 

ミンヒジンには選択権がないのが現状です。このまま進めば、ADOR代表の権利を剥奪されて、経営権奪取の疑いでHYBEを解雇される可能性が高いです。

NewJeansメンバーはHYBEと直接アーティスト契約を結んでいるので、HYBEのどこかのレーベルに在籍することになる、もしくは新レーベルを設立しそこに所属することになると思います。

 

HYBEとしてはダブルシングルリリースは延期してくるでしょう

当然、6月東京ドームで開催されるバニーズファンコンも延期、新アルバムも延期、ワールドツアーも延期となりそうです。

 

NewJeansが活動出来ない環境に落とし込んで、HYBEとしてはデビューで絶大な人気を獲得したILLITの新曲をリリースし、アルバムも急ピッチで制作しリリースしてくると思われます。

 

しかしそれではHYBEとしてコピー問題を認めたことになりかねないので、それを払拭するためにもNewJeansの5月、6月のダブルシングルリリースは継続、ファンコンも継続する可能性もあります。HYBEの今までのやり方を考えると、NewJeansの活動は継続させてバニーズを納得させる選択でくるような気がします。

 

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