現地時間、11月10日に第66回グラミー賞ノミネートアーティストが発表されました。
グラミー賞とは世界でもっとも権威のある音楽賞とされており、アーティストとして受賞することは世界的に認められた証となります。過去には、BTSが3年連続グラミー賞へのノミネートを果たしましたが、受賞することはできませんでした。
ノミネートされることでも非常に難しいことなので、受賞することはすべてのKPOPアーティストにとって高い目標となっている音楽賞ではないでしょうか。
今年も、ソロアルバムで、メンバー各自グラミーに挑戦したBTSをはじめ、
TWICE、Stray Kids、FIFTY FIFTY、NewJeansなどノミネートの期待がかかったが、ノミネート発表されることはなかった。
2023 ビルボード・ミュージック・アワード で新設されたKPOP部門を受賞した、NewJeans、BLACKPINK、Stray Kids、JUNG KOOKがエントリーすらできないことは世界中のKPOPファンにとって残念な発表となったのでは。
僕自身があれって思ったので。
グラミー賞はいろいろ言われてますが、NewJeansにとってもミンヒジン代表にとっても受賞アーティストになることを今後の目標として視野に入れて戦略を練っていることでしょう。僕はバニーズなので、NewJeansなら受賞出来ると信じてます。
来年もNewJeansとミンヒジン代表の大冒険に期待です。
では、グラミー賞を期待する前にNewJeansの2023年音楽賞の受賞と、主要ストリーミングサイトの再生数を振り返っていきたいと思います。
エリア:JAPAN
日本ビルボード 2023年 年間チャート
Hot 100部門
「Ditto」が26位
「OMG」が31位
「Hype Boy」が68位
Artist 100部門
NewJeansが11位
Hot Albums部門
2nd EP「Get Up」71位
Ditto「優秀作品賞」受賞
NewJeans「特別賞」受賞
日本レコード協会のストリーミング「プラチナ」認定
「Ditto」
「OMG」
「Hype Boy」
MTV Video Music Awards Japan 2023
「Best Buzz Award」を受賞
いったん、日本の受賞ならびにストリーミングについてお話したいと思います。
結果から見ると、NewJeansは日本においてKPOPアーティストとしてはトップクラスの人気実力があるグループと言っても過言ではないとお伝えします。
解説していきましょう。
ビルボード日本Hot100部門の1位はYOASOBI「アイドル」で、もうこれは納得の結果です。日本のみならず世界中でYOASOBIを聴いた方いらっしゃるのではないでしょうか。
Hot Albums部門の1位はKing & Princeのベスト・アルバム「Mr.5」が首位を獲得。
140万枚を売り上げて、CDセールスの1位となった。
KPOPアーティストとしては3位、6位にStray Kids、4位、5位、7位に SEVENTEENが入ってきた。この2つのグループは日本を含めて世界中で人気ありますから、これも納得の結果でした。日本のビルボードでも1位を獲得する日が近い将来訪れると感じます。
NewJeansは2ndEPという形でのアルバムだったので、71位と低迷。今後のフルアルバムでのリリースを期待しましょう。楽曲ごとのストリーミングが強い傾向にあるようです。
Artist 100部門の1位はYOASOBIでした。これも納得。
KPOPアーティストとしては10位にSEVENTEENが入りました。
アルバム部門の結果を受けてSEVENTEENは実力パフォーマンスにおいて、確実に日本での人気を獲得してなと感じました。YOASOBI「アイドル」は史上最速でストリーミング再生5億回を突破した国内アーティストになってます。
NewJeansに話を戻しまししょう。
個人の主観となりますが、グローバルの人気から比べると、日本はちょっと弱いなと感じてます。サマソニの会場で入場規制がかかっているので、人気がないとは言えませんが。僕が大好きな楽曲NewJeans「Ditto」とYOASOBI「アイドル」を比べてみると、ストリーミング再生数はほぼ同じ5億回となってます。どの国で再生されたかが重要となってきます。
NewJeansは米国ビルボードのミージックアワードKPOPアーティスト部門の大賞を受賞しているので、米国人気が高いことが分かります。
楽曲解説でもお話しましたが、今リバイバルブームが起きつつある米国90年代R&Bやジャージークラブ、アトランタベース、UKガラージなどのビート音、リズムを取り入れた楽曲制作を行っているので、市場として米国を戦略的に狙っていると思われます。
日本の市場を見てみると
Artist 100部門において、KPOPアーティストの最上位は10位のSEVENTEEN、
次点が11位のNewJeansとなっており、ポジションとしては良い場所をキープしています。日本の市場を強化するよりは、米国やその他アジア諸国を戦略的に取り込んでいくことが良いでしょう。
長くなってしまったので、グローバルと韓国の受賞履歴は別の記事で話しますね。
エリア:グローバル
「2023 ビルボードミュージックアワード(BBMAs)」
トップグローバルK-POPアーティスト(Top Global K-Pop Artist )」部門受賞
米ティクトック
「Year on TikTok 2023」
NewJeansが9位
米国ビルボード
「Billboard 200」(8月5日付)
2nd EP「Get Up」1位
米国ビルボード年末決算チャート
「Billboard 200 Albums」
2nd EP「Get Up」134位
世界最大の音楽ストリーミングサービスSpotify
12月2日付け
「Ditto」 5億42万4,244回再生
「OMG」 5億回再生
11月22日付け
「Cool With You」1億15万6,500回再生
「Super Shy」3億回
「New Jeans」1億回
「ETA」1億回
11月9日付け
デビュー後、約1年3ヶ月という早さで累積30億ストリーミングを達成
9月29日付け
「Attention」が2億9,559万9,664回
「Cookie」が1億7,233万4,385回
Rolling Stone
The 100 Best Albums of 2023
2nd EP「Get Up」33位
2nd EP「Get Up」
Best Albums of 2023エントリー
「GQ」のイギリス版
2nd EP「Get Up」
The best albums of 2023エントリー
Apple Music2023年
年間チャート
「トップソング100:グローバル」
「Ditto」19位
「OMG」37位
「Hype Boy」64位
「2023年トップソング100:韓国」
年間チャート
「Ditto」1位
「OMG」2位
「Hype Boy」3位
「Attention」5位
「Super Shy」が7位
米「2023 MTV Video Music Awards」
Group of the Year ノミネート
2nd EP「Get Up」
エリア:KOREA
第38回ゴールデンディスクアワード with Mandiri
2024年1月6日開催
予想
デジタル音源部門
「Ditto」大賞受賞(予想)
2023 MAMA AWARDS
Artist of the Year大賞 NewJeans
Song of the Year大賞 「Ditto」
MelOn Music Awards 2023(MMA2023)
Artist of the Year大賞 NewJeans
Song of the Year大賞 「Ditto」
TOP10 受賞
ミリオンズTOP10 受賞
ベストグループ女性 受賞
2023大韓民国大衆文化芸術賞
文化体育観光部長官表彰受賞
2023 THE FACT MUSIC AWARDS
今年のアーティスト受賞
リスナーチョイス受賞
韓国主要音源サイトであるMelOn
8月28日付け
「Super Shy」1位7週連続
「Ditto」14週1位
デイリーチャートで99日間1位
チャート記録樹立