元少女時代のジェシカがアルバム「BEEP BEEP」をリリースしました。
さっそく楽曲の特徴と聴いた感想をお話していきたいと思います。
アルバムリリースは6年ぶり
2017年に発売した3rdミニアルバム「My Decade」以降、6年ぶりにリリースした「BEEP BEEP」のタイトル曲は、洗練されたポップスタイルの楽曲だ。ジェシカ特有の魅力的な歌声が楽しめるナンバーとなっている。
ジェシカワールド全開
MVはジェシカのテーマカラーでもあるピンクが主体となった作りで、冒頭からアメリカンポップソング感が出ている。ドラムのスネアもシンプルだ。そこにベースが乗っかってくる。楽曲がシンプルなだけに、ジェシカのボーカルがよく通る。高音のこれぞジェシカという声だ。
UKガラージにしたかった
サビに入ると更に明るい曲調になる。しかしながら、全体が同じようなリズムで展開されるのでサビに入る前に聴いていて飽きてしまった。KPOPのUKガラージとジャージークラブのバスドラムに慣れてしまっている自分が怖い。ジェシカの曲もUKガラージのつくつくしたハイハットを入れたくなってしまった。楽曲にオリジナリティが全く感じられない。残念だ。
元f(x)クリスタル「これだ」
「BEEP BEEP」を聴いた妹のクリスタルの反応を聞くと、「タイトル曲を決める時も相談しました」と告白した。「あれこれ悩んでいた時期がありました。自分の歌を自分がずっと聴いていると、決定するのが難しい時がありますが、そんな時は妹に聞いてみると、はっきりとした答えを出してくれます。今回も大きな助けになりました! 『BEEP BEEP』は妹に聴いてもらったら、『絶対にこれだよ』と言いました。『何を迷っているの?』と言われました」
元f(x)のエンバとコラボ
ラインナップの中で、特にファンの注目を集めたのは、妹のクリスタルとガールズグループf(x)のメンバーとして共に活動した仲間であり、クリスタルの親友であるエンバだった。
エンバは実力のあるラッパー
f(x)の多くの楽曲制作に関わったエンバは、今回の収録曲の中で「Get it? Got it? Good (Feat. Amber Liu)」にラッパーとして加わった。ジェシカは一番好きな曲なのでラップパートを自分でやろうかと考えていたところ、エンバと番組で会ったんです。エンバが最近音楽活動を活発にやっていましたし、会話をしている時に「ラップやる?」と聞いてみたら「当然やりますよ。 すぐ楽曲をください」と言ってくれたと答えた。ジェシカは「その翌週にすぐにレコ―ディングをして、早く作業が進みました」とし、ラップパートの完成に満足している。
楽曲を聴いた感想
エンバのラップが効いてる
ボーカルが弱いなと感じたところにエンバのラップが力強く入ってきました。この楽曲にはエンバの低音ラップがばっちりはまります。エンバを聴いてからジェシカパートに戻ると、先程感じたボーカルの細さがなくなって、バランスが取れた構成に感じました。不思議ですね。エンバのラップパートが好きなすぎるので、もう少しジェシカパートを減らしてエンバ入れたいなと感じました。後半はジェシカの高音ボーカルが続くのでどうしても飽きてしまうんです。