現地時間、11月10日に第66回グラミー賞ノミネートアーティストが発表されました。KPOP勢は過去には、BTSが3年連続グラミー賞へのノミネートを果たしましたが、受賞することはできませんでした。
グラミー賞本命のテイラーをご紹介
いよいよ、グラミー賞受賞の大本命、テイラー・スウィフトをご紹介します。
テイラーの凄さは、「音楽の歴史を作っている女性アーティストの1人」と言えることですね。その歴史の1ページで凄さをご紹介しましょう。
1、TIME誌が選ぶ2023年「今年の顔」(Person of the Year)に選ばれた
ミュージシャンが音楽の功績で「今年の顔」に選ばれたのは、1927年に始まる100年近い歴史で初めて。ビートルズや、マイケル・ジャクソンでも実現できなかったことを成し遂げている。
2、「The Eras」ツアー興行売上、10億400万ドル(約1460億円)を記録
HYBEの所属アーティスト全体の興行売上は270億円、BLACKPINKが215億円となるのでKPOPファンにはこの数字がいかに桁違いなのか分かってもらえるだろうか。
3、2023年Spotifyのストリーム再生数が世界一の261億回
Spotifyが発表した記録によると、テイラー・スウィフトは261億回で今年世界で最もストリームされたアーティストとなった。世界の人口が80億人なので、世界人口軽くオーバーしてます。もう数字は意味がないと言えるのはテイラーだけですね。
4、「The Eras Tour」の映画が、コンサート映画として史上最高の興行成績を記録。北米だけで17億8900万ドル(2,464億)
ツアー興行の1460億円を軽くオーバーしてきました。映画館でライブを楽しめるのはファンにとってたまらない体験ですよね。僕もBTSジョンググをIMAXシアターで聴きたいです。BTSのツアー映画「BTS: Yet To Come in Cinemas」は興行売上19億円。僕の中ではもっとも偉大なKPOP界のレジェンド、BTSでもまったく及ばないぐらいすごいんですよテイラー。
5、アルバム5枚が同時にビルボード・チャートトップ10に入った、生存する史上初のアーティスト。
それを達成したのは、プリンスだけ。プリンスが人生の幕をおろした後でのことだ。この事実だけでも歴史だろう。
最後にこの事実を伝えたい。
上記、5項目に加えて、僕がもっとも重視しているビルボートアワードの今年の受賞歴は以下の通り。
2023 ビルボード・ミュージック・アワードにて10部門で受賞
トップ・アーティスト賞
トップ女性アーティスト賞
トップ・Billboard 200・アーティスト賞
トップ・Hot 100・ソングライター賞
トップ・ラジオ・ソング・アーティスト賞
トップ・ソング・セールス・アーティスト賞
トップ・Billboard Global 200・アーティスト賞
トップ・Billboard Global (Excl. U.S.)・アーティスト賞
トップ・カントリー・女性アーティスト賞
「Anti-Hero」トップ・セールス・ソング賞
それでは、聴いてください。
テイラー・スウィフト「Anti-Hero」
プロデューサー兼共同制作者のジャック・アントノフいわく
「“Anti-Hero”を作った時、“うわー、これはとても正直で面白くて、しかもとてもスウィートで悲しい曲だ”と思ったんだ。この曲は、トレモロを通じて変なビートが鳴っている。“ヤバイ、これが世界を席巻する曲だ!”なんて僕は1ミリも思わなかったよ」
僕もそう感じました。
ジャックアントノフの楽曲特徴
それでは聴いてください。Jack Antonoff, MØ 「Never Fall In Love」
「Anti-Hero」感というか、ジャック・アントノフ感を体感してもらえただろうか?テイラーが歌うとテイラー曲になってしまうから不思議だ。
テイラーの曲にR&Bを感じる
最後にご紹介したいのは、90年代R&Bをリードした女性シンガー、ジャネット・ジャクソンを。僕が大好きなジャネットの曲も、同じビートパターンを感じるので、こちらもどうぞ。
Janet Jackson 「That's The Way Love Goes」聴いてください。
テイラー・スウィフト、第66回グラミー賞受賞確定5つの理由というタイトルで、NewJeansファンクラブ、バニーズ日本メンバーのひとりがお伝えしました。現場からは以上です。