僕が最初に聴いたNewJeans楽曲はアップルのCMで流れた「ETA」だった。なっなんだ、このチキチキ鳴ってサンバ感があって、ビートがドンドンドンつくつっつとテンポよく刻んでいく曲は大好物じゃ。それから全楽曲ディグって効くまでに時間がかからなかった。今日はそのNewJeansデビュー曲「Attention」について楽曲の特徴と、聴いた感想を話していこうと思う。
デビュー曲「Attention」を徹底解説
はじめてNewJeansを聴いた感動
どうしてどうして僕たちは♬ 出会ってしまったのだろう♬
そう、今僕はNewJeansの楽曲を聞きながら、そんなこと考えている。
デビューして1年以上経つのにKPOP大好きな僕が一度も聴いてこなかったのが不思議だ。だから、いまさらNewJeansの良さに気づいたのかと思われる方は、そんなやつもいるだろうなぐらいの距離感で大目に見てやってほしい。
何回聴いても飽きない楽曲
どの楽曲も不思議な中毒性と浮遊感があって何回聴いても飽きがこないのだ。
飽きがこないし、自分がなぜここまでこのグループの曲を好きになるのか理解できなかったし、周りの人間に説明ができなかった。とにかくなんかいいよねって感じで。しかしあえてまだ、出会ってない人へ向けてこのグループを紹介したい。
私達のデビュー曲です。聴いてください。NewJeansで「Attention」♬
クラップビートが特徴
クラップビートから入り、それが乾いたドラムの音て曲が展開されていく。
わくわくする期待感が止まらない。
軽井沢に避暑に出かけた朝ぐらいに爽快感があって朝日が眩しいのだ。高音でアテンショーンと繰り返される歌詞。僕のお気に入りポイントは、裏でかすかになっているトライアングルのようなキンキン鳴っている金属製の音。
正直、何回聴いても飽きないぐらい気持ちいがいいR&Bに仕上がってる。
楽曲制作者はポンチャック王子250
この曲を作曲したのが韓国のDJ兼音楽クリエイター、ポンチャック王子こと250(イ オゴン)だ。誰にもそう呼ばれてないが、私が親しみをこめてそう呼んでいる。 この電子音楽を追求している音楽クリエイターがそんなに多くないので、1人だとしても王子と呼びたい。正しくはポンの追求者なのだが。
ポンチャックとは?
ざっくり分かりやすく言うと、リズムボックスが刻む2拍子の電子音楽。
韓国の演歌トロットを歌い手が歌いつないでいく為のカラオケとして使われた。
よって、韓国では昔の宴会や、高速道路を走るバス車内でよくかけた。
たしかに映画で見たことあるシーンである。韓国の巨匠ポン・ジュノ映画作品「母なる証明」のワンシーンだ。
250(イ オゴン)いわくポンとは
「Attention」にはポンが入っている
90年代R&Bのリズム
ポンの要素はf(x)の楽曲にも提供
では、NewJeansの為にいきなりできたのかというと、僕が知らなかっただけで、2015年にSMエンタ所属のf(x)に楽曲をリリースしている。
しかし今、NewJeansを知った後、改めて聴いてみるとどうだろか。僕にはびたっとくる。ああ、これが250のポンチャックかと。サンプリングされた音が次から次へ展開されて、どこを切り取っても音楽として成立するのだ。
それがこの曲だ。聴いてもらえば分かると思うが、クラブ音楽としてアート性や、おしゃれな音として感じるが、大衆が求めているようなKPOPサウンドにはなっていなかった。
90年代R&Bの雰囲気を感じて欲しい
最後に、僕が「Attention」の曲を聴いた際に、感じた気持ちよさと同じ空気感を持っている楽曲を紹介して終わろう。この時代を過ごした皆様とああ、そうだよね、この曲よく聴いたよねというノスタルジーを感じながら、デビュー曲の紹介を結びとしたい。